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虐めの復讐(16)

東京に生活の拠点を移してからも谷川とのメールのやりとりがしばらくの間はあった。
今回のこの事態になった元凶の和彦は1週間も経たずに復活したらしい。
さすが和彦だ。
それからは復活する者が続き、大半の者が普通の生活を取り戻したらしい。
しかし3人はひと月経っても家から出られない状態が続いているとのことだ。
龍太の影に怯えて外に出ることができないらしい。
それもやがて普通の生活を取り戻すだろう。
そんな他愛のないやりとりは時間の経過とともにフェードアウトしていった。

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虐めの復讐(15)

龍太に股間を触られても、谷川は固まったままだ。
まったく行動を起こそうとしなかった。
龍太は少し意地になってきた。
何としても圭人から行動を起こさせてやる。
そんなふうに考えていた。

龍太は跪き、谷川のズボンのファスナーを下げた。
上から谷川がジッと見ている。
龍太は谷川の顔を見ながら、ペニスを取り出した。
予想より大きい。
ペニスを握り、親指で先を擦る。
谷川は感じているようだ。
龍太から触られている感覚を確認するかのように目を閉じていた。

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虐めの復讐(14)

谷川の家は歩いて20分ほどのところにあった。
確かに両親はいないようだった。

「それじゃ早速仕返しを始めようか」
「暴力だったら協力しませんよ」
「お前ってそういうとこ頑固だな」
「暴力が嫌いなだけなんです」
「あいつにも言ったように暴力は使わない。ちょっとビビらすだけだ」
龍太は谷川からPCを借り、復讐用のメールアドレスを手に入れた。
「俺を犯したやつらのメルアド分かるか?」
「うん、分かるけど」
「それじゃ書いてくれ」
谷川は13人のメルアドを書いた。
「こいつらにこの文章を送りつけるだけだ」
龍太はPCに入力した文章を谷川に見せた。

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11:25 | 虐めの復讐 | comments (0) | trackback (-) | page top↑

虐めの復讐(13)

龍太は谷川を見た。
「おい、手伝ってくれるか?」
急に自分に話が振られて驚いたのか、谷川は固まった状態になり、何も言えなかった。
「おい、どうなんだ?」
龍太はもう一度言った。
谷川はようやく我に返った。
そして「あ、はい、分かりました」と返事した。
「それじゃ今日からお前のとこにやっかいになるぞ」
「えっ、どうして?」
谷川は話の展開についていけなかった。
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15:20 | 虐めの復讐 | comments (0) | trackback (-) | page top↑

虐めの復讐(12)

意識が戻るにつれ、身体の痛みが襲ってきた。
全身にスタンガンを当てられたせいだろう。
あるいはそれ以上に殴られたせいか。
いずれにせよ身体中が痛い。
龍太はゆっくりと目を開けた。

目の前に和彦が「オジキ」と呼んでいた男がいた。
そして弁当を持ってきてくれる谷川も。
「大丈夫ですか?」
オジキが相変わらず丁寧な口調で聞いてきた。
「…ああ、一応死んじゃいないみたいだ」
「かなりひどいことをされたみたいですね」
「ああ、アンタのせいでな」

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17:42 | 虐めの復讐 | comments (0) | trackback (-) | page top↑

虐めの復讐(11)

ひとり残された龍太は、全裸のまま横たわっていた。
身体を綺麗にしたい。
そんな気持ちはあったが、動く気にもならなかった。
このままの状態でいても、明日になれば同じように犯されるだけだ
部屋は男たちの出した精子の匂いで充満しているんだろう。
できれば部屋を開け放して空気すべてを入れ換えたい。
しかし、窓すらない。
ドアは自由に開けられない。
空気を入れ換えることすらできる部屋ではないのだ。
だから龍太は動くことすらしようとしなかった。

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20:42 | 虐めの復讐 | comments (0) | trackback (-) | page top↑

虐めの復讐(10)

次の日、やってきたのは和彦を含めて8人だった。
和彦以外の男は昨日の男たちではなかった。
そして男たちの手にはスタンガンが握られていた。
ひとりの男が龍太のところにやってきた。
龍太に触れようと手を伸ばしてきたが、龍太はその手を振り払った。
すると男の持っていたスタンガンを当てられた。
「痛っ!」
龍太がひるんだ隙に下着だけにされた。
男がさらに下着を脱がせようとしたが、龍太は抵抗した。
顔にパンチを浴びせたのだ。

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12:23 | 虐めの復讐 | comments (0) | trackback (-) | page top↑

虐めの復讐(9)

「ついに龍子ちゃんの処女をもらったぜ」
和彦が腰を動かし始めた。
それとともに、身体の中から湧き上がってくるものがあった。
少しは感じるが、快感と言えるほどではなかった。
それでも油断すると声が出そうになる。
「ん…んんん…」
わずかに声が漏れた。
「感じてるんだったら声出してもいいぜ。女の快感は男のよりすごいらしいからな。我慢すると身体に悪いぜ」
和彦が下卑た表情を浮かべていた。
龍太は何も言い返さなかった。
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虐めの復讐(8)

「あとはお前だけだぜ。どうする?」
龍太は和彦に言った。
無意味な喧嘩はしたくはなかった。
しかし和彦はそれほど利口ではなかった。
「くっそぉ」
和彦が突進してきた。
龍太は簡単にかわした。
それでも和彦は何度も挑みかかってきた。
簡単にかわし続けたが、やがて和彦の振り回した手が龍太の腹に入った。
単なるラッキーパンチだ。
しかし女性の身体になった龍太に軽くないダメージを与えることができた。

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虐めの復讐(7)

龍太はトレイのサンドイッチを手に取った。
もしかしたらおかしな薬を入れられているかもしれない。
そう思うが確かめる術はない。
どうせ俎上の魚状態だ。
ジタバタしたって仕方ない。
龍太は手に取ったサンドイッチを口に入れた。
美味い。
一気に食べて、ジュースを一気に飲んだ。
しかし何も起こらなかった。
遅効型の薬かもしれないが、考えても仕方がない。
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