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虐めの復讐(12)

意識が戻るにつれ、身体の痛みが襲ってきた。
全身にスタンガンを当てられたせいだろう。
あるいはそれ以上に殴られたせいか。
いずれにせよ身体中が痛い。
龍太はゆっくりと目を開けた。

目の前に和彦が「オジキ」と呼んでいた男がいた。
そして弁当を持ってきてくれる谷川も。
「大丈夫ですか?」
オジキが相変わらず丁寧な口調で聞いてきた。
「…ああ、一応死んじゃいないみたいだ」
「かなりひどいことをされたみたいですね」
「ああ、アンタのせいでな」

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17:42 | 虐めの復讐 | comments (0) | trackback (-) | page top↑

虐めの復讐(11)

ひとり残された龍太は、全裸のまま横たわっていた。
身体を綺麗にしたい。
そんな気持ちはあったが、動く気にもならなかった。
このままの状態でいても、明日になれば同じように犯されるだけだ
部屋は男たちの出した精子の匂いで充満しているんだろう。
できれば部屋を開け放して空気すべてを入れ換えたい。
しかし、窓すらない。
ドアは自由に開けられない。
空気を入れ換えることすらできる部屋ではないのだ。
だから龍太は動くことすらしようとしなかった。

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