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虐めの復讐(11)

ひとり残された龍太は、全裸のまま横たわっていた。
身体を綺麗にしたい。
そんな気持ちはあったが、動く気にもならなかった。
このままの状態でいても、明日になれば同じように犯されるだけだ
部屋は男たちの出した精子の匂いで充満しているんだろう。
できれば部屋を開け放して空気すべてを入れ換えたい。
しかし、窓すらない。
ドアは自由に開けられない。
空気を入れ換えることすらできる部屋ではないのだ。
だから龍太は動くことすらしようとしなかった。

ふと人の気配を感じた。
龍太はその方向に視線を動かした。
そこには以前サンドイッチを持ってきた男が立っていた。
急に龍太が動いたせいか男は驚いたような顔をしていた。

「あ、九鬼くん、起きてたんだ」
男は慌てて視線をそらせてそう言った。
手にはコンビニ弁当らしきものを持っていた。
「お前か。また弁当持ってきてくれたんだ」
「うん、それが僕の役割だから」
「昨日テーブルに置いてくれたのもお前か?」
「うん」
「ありがとな」
龍太はゆっくりと起き上がった。
男は龍太の方を見ようとしない。
女性の裸を見るのが恥ずかしいのだろうか。

「そういやお前は俺を抱きに来ないな」
「だって九鬼くんは九鬼くんだろ?僕、九鬼くんを抱きたいなんて思わないから」
「でも他のやつらは女の身体をしてたら、中身が男だって気にしないみたいだぜ」
「…僕は気になるんだ」
「そうか。その方が普通かもしれないな」
「それじゃ僕はこれで。あんまり話してると何言われるか分からないし」
「ああ、そうか。それじゃ」
男が出て行こうとした。
「おい、お前、名前、なんて言うんだ?」
「谷川、谷川圭人」
「谷川か。覚えとくよ」

龍太は圭人が持ってきてくれた弁当を食べた。
それほど腹が減っている感覚はなかったが、食べ始めるとあっという間に食べ終わった。
自分が感じていた以上に空腹だったようだ。

空腹が満たされると、そのまま浴室に向かった。
そして身体にまとわりついた男の匂いを洗い落とした。
どうせまた明日になれば男たちに抱かれるのだろう。
それでも綺麗にせずにはいられなかった。
龍太にとって自分の身体が女性になっていることはすでに普通のことになっていた。
乳房をたたくシャワーが心地よかった。
それにしてもいつまでこんな日が続くんだろうか。
和彦が「オジキ」と呼んでいた男が戻ってくるまで続くのだろうか。

次の日、やってきたのは11人だった。
龍太が少しでも反抗的な行動を起こすと有無を言わせずスタンガンを当てられた。
その日も何度か抵抗していたが、やがて抵抗する気力をなくした。
龍太は男たちに無抵抗で抱かれていた。
別に快感などない。
ありもしない穴にペニスを入れられて、男たちが勝手に果てていくだけだった。

そして次の日も…。
さらにまた次の日も…。

何日経ったのだろうか?
その日はめずらしく最初に和彦が龍太のところにやってきた。
「おい、龍子ちゃんよ、もうちょっと反応してくれないと面白くないって皆が言うんだよ。そういうわけで今日は趣向を変えてフェラから始めようと思ったわけだ。龍子ちゃんの初フェラはやっぱり処女をいただいた俺じゃねえかと思ってさ」
そう言って和彦が自らのペニスを龍太の口に押し込んできた。
反撃をするのは今しかない。
龍太は思い切り和彦のペニスを噛んだ。
「痛ぇ!何しやがるんだ!」
その後は思い切りスタンガンを当てられた。
しかし龍太はペニスを噛み続けた。
全員のスタンガンを当てられ、そして殴られた。
やがて龍太の意識はなくなった。

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